失敗体験談から学ぶ
「管理者になれる」という言葉で転職したCさん
デイサービスで管理者として働くCさんの話です。以前までは別のデイサービスで一般職員として働いていましたが、今の職場から「管理者になって活躍しないか」と誘われたのが転職のきっかけだったそうで、もともと管理者になりたい気持ちが強かったCさんはすぐに転職を決意。当時働いていたデイサービスの上司も快く送り出してくれたそうです。しかし、働き始めてから後悔することになります。管理者は事務作業が多いうえに、それと並行して現場での介護業務が必要なため、毎日残業をすることに。事務作業がメインなら良いのですが、人手不足のためそうはいかないようですね。それに加えて、本部からは「パートの職員に残業をさせるな」という指示があり、定時でパートの職員を帰らせた後にCさんが掃除や備品整理などの雑務をこなさなければならない状況に。それらを全部終えてからやっと自分の仕事に手を付けられるため、仕事が終わるのは夜遅く。しかも管理者の場合はみなし残業になるのでそこまでの残業代はもらえず。この環境から早く抜け出せないかと毎日考えているとCさんは言います。
ワンマン経営に苦しむDさん
転職先がワンマン経営だと知らずに転職したDさんは苦しんでいます。経営者が気分で簡単に方針を変えてしまうため、現場は大変なようですね。最近だと、経費削減のためにいきなりオムツの種類を変えました。また、使用枚数にも制限をかけるようになったのです。いきなり慣れないオムツを扱うことになり職員は大慌て。また、安ければその分質が悪いので利用者の不満もたまります。こういったことが重なり退職者が絶えず、人手は常に足りない状況。職員一人あたりの業務負荷が大きく、Dさんも早く辞めたいとは思っていますが、そうすると同僚に迷惑がかかるのでなかなか退職に踏み切れません。また、収入面を考えてもそう簡単には辞められないため、「仕事に行きたくない」と思いながらも職場に向かう毎日だと言います。
焦らず情報収集を
このような失敗をしないためには、情報収集が重要ですよ。インターネットを活用すれば、介護施設の評判や口コミをチェックできます。また、転職サポートのある転職サイトを利用すれば、担当者から内部事情を教えてもらえますよ。できるだけ早く転職先を決めたいと気が焦ってしまいがちですが、情報収集が足りないことが原因で失敗しては意味がありませんので、焦らずじっくりと必要な情報を探していく姿勢を持ちましょう。
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